主な適用部材

  • 乾燥木材・合板類・OSB・LVL部材
  • その他の一般部材
    ※雨にさらされると溶脱の危険がありますが、多湿環境では木材に有効成分が浸透する特性があります。風雨にさらされる場合は耐水性塗料で保護して下さい。地面に接する木材には不適です。
  • コンクリート
    ※基礎内部立ち上がりなどのコンクリートにも使用可能です。コンクリート表面に残る有効成分が、蟻道を作らせないようにする侵入防止効果を発揮します。

ボラケアの使い方:混合手順

お湯との混合手順を必ず守ってご利用ください
施工仕様書を必ずお読み下さい

認定仕様 地下シロアリ対策 希釈比率
1:1
300mL/m2
認定外仕様 基礎コンクリート蟻道構築阻止 1:1 100mL/m2(二度塗り)
カンザイシロアリ・キクイムシ対策 1:3 100mL/m2

準備するもの

ボラケア(気温が低くなると粘りが強くなり、容器から取り出しにくくなるため、温かい室内で保管する) 施工仕様書 ポリバケツ(混合用) 湯(混合用)40℃以上のお湯を必ず使用 撹拌機(混合用)または電動ドリルと撹拌翼等 ハケまたは噴霧器(スプレー) マスク ゴーグル 施工記録用紙 カメラ 専用着色剤(任意) タイマー 雑巾

使用量の計算

スプレーで塗布する場合は飛散ロスを見越して多めに作ります。(刷毛塗りを推奨)
例1)地下シロアリ対策       塗布面積10m2=混合液3L=現役1.5L+湯1.5L
例2)カンザイシロアリ予防対策   塗布面積10m2=混合液1L=現役0.25L+湯0.75L

混合手順

1.ポリバケツに必要量の湯を入れる
2.ボラケア原液を必要量入れる
(すべて使い切る場合は、残しておいた湯をボラケアの容器に3回に分けて入れ、残っている原液を溶かしながらバケツに入れ直す)
3.撹拌時間は5分以上行う※着色剤を任意で使用する場合は5分間の撹拌終了後に混入し混ぜる
撹拌が不十分な場合は蟻道構築阻止効果が得られない他、スプレーノズルが詰まる原因になります

《重要ポイント》

湯温40℃≧
撹拌5分
施工記録
濃度塗布量

注意事項

環境影響

  • 植物に直接噴霧すると枯れることがあります。使用前に、周囲の植木、植物、芝生などの片付け、養生をしてから作業して下さい。
  • 処理液を下水や、川、池、水槽にまかないで下さい。ある種の水生動物はホウ酸塩に敏感です。

廃棄時の注意事項

  • 中身を使い切ってから容器を廃棄して下さい。
  • 容器を処分する際は、自治体の条例に従って廃棄して下さい。

保管方法

  • 容器での保管は内容を正しく記載したラベルを貼った密閉容器で保管し、子どもやペットの近づかない、換気の良い室内に保管してください。
  • 溶液は室内で保管してください。保管中に沈殿を生成し、固化することもありますので、よくかき混ぜて使用してください。

救急・応急処置

  • 目に入った場合
    きれいな水で15分間洗い流して下さい。痛みが止まらない時は、医療処置を受けて下さい。
  • 皮膚についた場合
    皮膚にかかった部分は、弱性石けんと水で、しっかり洗い流して下さい。衣服は洗濯をして下さい。
  • 飲み込んだ場合
    少量(大さじ2杯以下)程度なら、健康な大人には一般的に無害ですが、念のため意識がハッキリしている場合は多量の水を飲ませ吐かせて医師の診断を受けて下さい。
    意識がハッキリしない場合は、救急医療処置を求めてホウ酸塩中毒の処置を受けて下さい。
  • 吸い込んだ場合
    鼻や喉に痛みを感じた場合は、空気の新鮮な場所に移動して下さい。
    ※上記内容より症状が重い場合は、医師の診断を受けて下さい。
    ※体調が優れない時は作業しないで下さい。
  1. 防腐・防蟻・防カビ
    木材保護材 ボラケア

  2. バクテリア消臭剤
    バックアザップ

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